ここからは日本テレビ・社会部の都知事選担当・田頭さんとお伝えする。昨日行われた都知事選挙では現職・小池氏が3選を果たした。得票数2番手は前広島県・安芸高田市長の石丸伸二氏。田頭デスクによると主な勝因は「現職の実績」「自民・公明からのステルス支援」とのことで、「出口調査で聞いたところ、5割以上の方が『小池都政を評価する』と答えた。今回は自民党は政治とカネの問題で批判にさらされている中、小池陣営もそれを警戒したため、あくまで表にはでず裏方として支援する形を取った。それが功を奏したんだと思う」などと話した。今回はSNS戦略が注目された。これまでも積極的にSNSを利用してきた石丸伸二氏。選挙期間中200カ所以上で街頭演説を行い、その様子を人々が撮影、SNS戦略に力を入れた。小池氏のSNS戦略は自ら発案したという「AIゆりこ」を活用するなどし実績や公約をアピールした。田頭さんは「小池さんのSNSは非常にうまい。ネットで話題になったことが当選した後押しになっていると思う。SNS活用の重要性は今回の選挙戦で非常に浮き彫りになったと思う」などと話した。新都知事に期待することについては「中小企業の賃上げ」「大学給付型奨学金制度創設」「無痛分娩費用の助成」などが挙がっていた。