東京都知事選挙には過去最多の56人が立候補し、選挙戦では小池知事の2期8年の都政運営の評価のほか、今後の少子化対策や大規模災害への対応策、それに明治神宮外苑の再開発の在り方などを巡って論戦が交わされた。投票は1800か所余りの投票所で行われていて、東京都選挙管理委員会によると午後6時現在の推定投票率は34.12%と、前回4年前の選挙より0.38ポイント高くなっている。また、きのうまでに期日前投票を行った人は有権者全体のおよそ19%に当たる215万1251人で、前回と比べておよそ23%増えている。一方、都議会議員の補欠選挙も9つの選挙区で投票が行われている。選挙区の多くで国政の与野党が対決する形となり、結果は各党の今後の選挙戦略に影響を与えることも予想される。投票は今夜8時までに締め切られ、開票が順次始まることになっている。NHKではこのあと開票速報を総合テレビとラジオで放送する。