GOOD!いちおしでは2024年問題を救う “空飛ぶクロネコ便”を紹介。今年度日本の輸送力が約14%不足する可能性がありヤマトHDは日本航空とスプリング・ジャパンと貨物定期便をスタートされた。4月5日成田空港では初就航に向け輸送オペレーションの確認が行われていた。ヤマトでは貨物専用機が3機導入、JALグループが運行を担う。小型機のため低燃費でコストが低減化できるといい元々旅客機だったエアバスA321を改修した。コンテナは約2tあり運ぶためにローラーなどが地面に設置され機体全体で28t搭載できる。現在は成田と中心に新千歳・北九州など9便が運航している。ヤマトの貨物専用機には輸送量だけでなくこれまでトラックなら3日かかっていたが午前出発で午後にはスピーディーに届けることが期待されている。今回ヤマトからオファーされた日本航空でも1961年に貨物専用機の運航開始したがトラックで十分で2010年の経営破たんも影響しすべて売却していた。日本航空の木田企画部長はコロナの時期を経て航空貨物の需要性が再認識され当時とは違って貨物専用機の輸送が必要になり再開した理由だと話した。また航空輸送は2024年問題の改善だけでなく地域の産品が東京や海外に行く輸送が増えることで地域産業に波及し生産が活性化して雇用が増えることも期待されているということ。国内でも貴重な24時間空港の北九州空港は駐機場の増設や滑走路延長など貨物機の受け入れ態勢を拡大している。ヤマト運輸の下簗課長は「需要は拡大しより早く届けてほしいというニーズに対し航空輸送は安定的に存在すると思う」などと話した。現在9便だが夏頃をめどに羽田便の開通し最大21便を予定しているということ。