厚生労働省によると、合計特殊出生率は去年「1.20」で過去最低を更新した。統計開始以来最低だったおととしの1.26をさらに下回った。減少は8年連続で、少子化に歯止めがかからない状態。都道府県別では東京都は「0.99」で厚労省の統計上初めて1を下回った。出生数は過去最少の72万7277人で、おととしより4万人以上減った。厚生労働省は「結婚の減少や晩婚、晩産化のほか3人以上産む人が減った」などと分析し、若い世代の所得向上や夫婦ともに働き共に子育てするのに必要な政策を推進していくとしている。
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