きょう開かれた株主総会でソフトバンクの宮川社長は生成AIを活用したコールセンターの自動化システムをマイクロソフトと共同開発していることや、生成AIの開発や運営に欠かせないデータセンターへの投資を進めていることを挙げ、今後の会社の成長の柱としてAI関連の事業や投資を強化する方針を説明した。そのうえでデータセンターに活用するためシャープの子会社の大阪・堺市にある液晶パネル工場の一部を買い取る方向で基本合意したことについて、株主からの質問に対し「堺は早期に稼働させることが可能で、急増しているAIデータセンターのニーズに応えられる」と述べた。また研究開発費を増やすべきだという株主の質問に対しては、開発に向けて大規模な投資を進めていることを明らかにした。