連日の猛暑を受けて東京電力管内では電力供給が一時的にひっ迫し今後も予断を許さない状況。昨日は東京都心でも36度と今年一番の暑さとなって想定よりも気温が上がったことから東京電力管内では使用率が最大95%まで上昇した。そのため東京電力管内に隣接する中部電力から電力融通を受け、更に火力発電所の出力を増やして何とか乗り切った状況だった。今年は政府としては節電要請は行わない方針。齋藤大臣は電力の余裕を表す予備率について、今月下旬には点検で止まっていた火力発電所も動き出す予定で今年の夏4%以上を確保できる見通しだとしている。これは安定供給に最低限必要な3%を上回っているが、ただ東京電力は日常生活に支障のない範囲での効率的な電気の使用を呼びかけている。まずは命の危険がある猛暑が続いているので熱中症予防が第一。そのための冷房は積極的に使うように。きょうSNSでもトレンドになったエアコンのつけっぱなし。果たしてどこまでお得なのか。エアコンメーカーのダイキン工業が検証したところあくまでも目安ではあるが午前9時から午後6時までの間だと35分までならつけっぱなしがお得。気温が下がる午後6時から午後11時までなら18分までの外出であればつけっぱなしのほうがお得だという結果。