心停止した人の命を救う医療機器「AED」が一般の人が使用可能になってからことしで20年となった。全国におよそ69万台が設置されていると見られこれまでに命を救われた人は7656人に上っている。ただ、いざというときに使えるかどうか分からないという方もいるかもしれない。AEDを知ってもらおうとと先週、東京都が体験会を開いた。およそ130人が心臓マッサージを行ったりAEDの指示に従って電気ショックを行ったりして応急救護を学んだ。先月発売された雑誌「幼稚園」に付録としてAEDたいけんセットが収録された。親子でAEDについて学んでもらおうと作られている。本体部分は紙を組み立てて作るが、本物と同じように音声ガイドが流れ電気ショックを与える手順などが体験できるようになっている。