寒さが厳しくなり空気が乾燥する今、インフルエンザが猛威を振るっている。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は「2週間前から突然、インフルエンザ陽性患者が5倍ぐらいになった」「血圧、脈拍、意識にまで影響を及ぼすような重い症状の患者が毎日のようにいる。今年のインフルエンザは一味違う」と話す。今日、東京都は「インフルエンザの患者数が注意報レベルに達した」と発表。1利用期間あたりの患者数が1週間前と比べて倍増し今後4週間以内に大きな流行が起きる可能性があるとされるレベルに達した。今年は高熱、頭痛、倦怠感などの症状に加えて「吐き気」を訴える患者が多い。有明ファミリー薬局では、インフルエンザ患者などの急増に伴い、咳止め薬や抗生物質などが不足している。処方薬が欠品している場合は医師に確認して同じ効能の薬に変更している。しかし、約300種類の薬の入荷のめどが立たず、代えの効かない薬を処方されている20人あまりの患者に薬が渡せていないという。有明ファミリー薬局薬剤師・小林和正さんのコメント。肋骨、カフコデ(咳止め)、フスコデについて言及。