去年11月東京23区内のごみ処理施設でリチウムイオン電池が原因とみられる火事があり、粗大ごみの受け入れ制限せざるを得ない状況になった。東京都はモバイルバッテリーやイヤホンなどリチウムイオン電池を含む製品は適切な処分するよう注意を呼び掛けている。リチウムイオン電池はゴミ収集車で圧縮されたり、処理施設で粉砕されると火事の恐れがある。ほかのゴミと一緒に捨てず、自治体の処理方法に従い分別して処分するほか、リサイクル業者に回収してもらうよう呼び掛けている。都の担当者は“年末の大掃除、リチウムイオン電池は自治体の決まりに従って処分をしてほしい”としている。