都の行政サービスは予算がつかなければ実行することができない。令和7年度東京都予算案は17兆8497億円であり、前年度比7.8%増加となった。一般会計の歳入は9兆1580億円で8.3%増となりと税収入は6兆9296億円と8.5%増。一般会計の歳出は9兆1580億円で8.3%増であり、政策のための経費である一般歳出は6兆8978億円で8.3%増となっている。財務局の北尾望氏は7年度予算について、不確実性が高まる中持続可能な都市の実現に向けてすべての人が輝く未来を切り開く予算と位置づけていると紹介し、ポイントはダイバーシティ・スマートシティ・セーフシティの3つのシティを進化させて世界で一番の都市を目指し、DXで業務の見直しを進め強靭で持続可能な財政基盤を堅持していくとしている。ダイバーシティを巡っては、子供1人1人に寄り添った支援を強化していくという。週休3日制やフレックスタイムの導入に向けた支援なども進める。令和7年度予算案は2月19日から開かれ3月28日に予定される定例会最終日に採決予定となっている。