久保田氏は「私は東京で生まれ育ったので農協を全く知らずに育った。大学は農学部で色々勉強したが、勉強では農協のことがよく分からない。内部から改革しようと思って入った。実際に色んな実務を勉強していくが、一番戦った相手は国。農家の手取りが減るような農業改革をしてくる。結果からすると日本の食料自給率は下がり続けたし、農家の数は減り続けたし、農協も収益が立ち行かなくなり、合併をして大きくなることでコストダウンを図っていくという変化をしてきた。農水省に負けた理由は補助金みたいなものが減ってきた」等と話した。