大手飲食チェーンの吉野家とモスバーガー、はなまるうどんなどは支援団体と連携し夏休みの子どもの食事を支援しようと計5万4000食を無償提供。吉野家では支援団体のホームページから対象の食事チケットを選択し、店で提示すると750円分が無料に。はなまるうどんでは都内45店舗で700円分が無料。モスバーガーではチーズバーガーのセットなど2商品が無料。今回の取り組みについて金融ビジネス情報を配信するTBS CROSS DIG with Bloomberg責任者の竹下氏は「子どもの夏休みの空腹を社会で支える。子どもの貧困、子どもの食生活問題。夏休みは食生活の質が低下する時期」などコメント。NPOの調査によると夏休み期間の1人親世帯では約3分の1が子どもが1日2食以下になっているという。このような子どもの食事や貧困問題を放置しておくことは社会への影響も大きいという。竹下氏は「約40兆円の社会的損失があるとされている。子どもをきちんと育てない社会は、その将来の社会の担い手を失っているってこと」などコメント。