和歌山市のニット工場を取材。ニットは編まれた生地のことで、Tシャツやスエットなどの肌着も指す。ニットメーカー組合理事長の山下さんは、組合のメンバー50社はどれも同じものを作らず個性が際立っているところが和歌山ニットの強みだと話した。ニットメーカーの南方社長は、昔の古い機械は生産を重視せず編み立ての風合いを重視して機械の構造が作られている、編み機ごとの個性を見つけて勉強しながらというのが面白いと話した。東京から訪れた百貨店のバイヤーは、古い機械を使ってメンテナンスしながらこれだけの規模でやっていると知ることができたと話した。