- 出演者
- 所ジョージ 林修 井森美幸 葵わかな
造園家の金井さんがフランスのレストラン「ラ・ターブル・ド・カミヤ」をリフォーム。巨大な松の木が店の屋根から突き出ていた。妻、息子と暮らす店主の神谷さんは、都内のフレンチレストランに勤務した後、16年前30歳のときに渡仏し店を開いた。リフォーム希望は和風の坪庭。松が突き破っている部分は、天井の隙間をコーキング剤で埋め雨対策がされていた。樹齢100年を越える松が生えているのは昔ペンションの庭だった場所で、建物も築100年以上。松が強風で揺れるせいで幹の周囲の天井はひび割れだらけになっており、雨漏りもする状態。天井の隙間をコーキング材で埋めていた。屋根にのぼってみると松の皮を剝いで直接防水処理をしていた。神谷さんがこの建物に来る前から処理されていたという。問題解決のためのリフォーム予算は約300万円。
オープニング映像。
今回リフォームする店があるのはコート・ダジュールのリゾート地カーニュ・シュル・メール。ルノワールが晩年を過ごした街としても知られている。
匠の金井さんがフランスのレストランをリフォーム。店は1週間休業し、工務店社長のマチューさんにもリフォームを手伝ってもらう。マチューさんは柔道の師範代の資格を持ち、現役のモナコ代表選手だった。初日は天井がひび割れた店内でまずは解体作業。根本のコルクと玉砂利を取り払い、木枠を撤去。床材を剥がすとコンクリートがひび割れており、肥大化した側根がひび割れの原因になっていた。天井を解体し幹と接していた部分を剥がすと、発泡ウレタンの塊が出て来た。松の幹が梁を圧迫しており、建物倒壊の危険性があった。仮柱で梁を支えて接触部を撤去し、梁を受ける柱を加えて補強した。
匠・金井さんがフランスのレストランをリフォーム。梁を補強し、続いて屋根上の防水材の劣化を確認。第刑に切った合成ゴムEPDMを防水材の上に接着し、瓦と同じように重ねた。その上から長いゴムシートを巻き、コーキング剤で処理した。
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- エチレンプロピレンジエンゴムフランス松
匠・金井さんがフランスのレストランをリフォーム。金井さんは床のコンクリートを砕いてあらわになった松の根の方向を探った。石を避けながら伸びていく根に躍動感を感じ、景として生かしたいと語った。コンクリートの廃材を坪庭に並べ、砂利を混ぜたモルタルをのせた。モルタルの表面には無造作に石を埋め込んだ。素手で形を整えて坪庭の囲いを作り、乾く前に水洗いをした。洗い出しという工法で、洗うことで表面に柄が出る。坪庭にのせた生コンクリートに洗面器を埋め、外すと自然石風の蹲になった。切った竹を枯れ枝で固定し、苔や植栽を施した。竹にホースを通して電動ポンプにつなぎ、竹の先から水を循環させた。電動ポンプは蹲の中に入れ玉砂利で隠した。
匠・金井さんによるリフォームが完成した。天井はすべて張り替え、松が揺れても天井が傷まないよう隙間を作り荒縄で目隠し。根本は洗い出し仕上げのモルタル囲いの坪庭にして蹲も設えた。周りの床は割れたコンクリートを取り払って平らに補修。洗い出しで仕上げた床にアンティールタイルをあしらった。リフォーム費用は280万円だった。金井さんはマチューさんへの感謝のしるしとして自身の選定道具をプレゼントした。完成を見た神谷さん夫婦は大喜びで、お客さんたちにも気に入ってもらえた。
フランスのポツンと一軒家を調査。アルプス山脈の山奥にある広い駐車場付きの家だった。神谷さんに紹介してもらったレストラン兼住居で、40歳前後の夫婦が経営しているという。神谷に車で連れて行ってもらった。
フランスのポツンと一軒家を訪れ、店主のクリストフさん一家に話を聞いた。妻のポリーヌさん、長女のクレモンティーヌさん、次女のカプシーヌさんの4人家族。クレモンティーヌさんは見習いとしてクリストフさんと一緒に働いており、カプシーヌさんは普段は寮生活をしている。15歳で調理師学校に入学したクリストフさんは、卒業後フランス西部の島にあるレストランに就職した。職場でポリーヌさんと出会い交際、夫婦で世界各地のレストランで勤務し、16年前にクレモンティーヌさんが生まれたのを機にフランスに帰国。小さな町に店舗を借りてレストランを開き、5年後にミシュラン1つ星を獲得した。9年前にレストランを閉店し、登山客用の古い山小屋を購入。4か月かけて改装工事をして、レストラン「カンテサンス」を開店した。山小屋の入口だった場所に食事ホールを増築した。1階がレストラン、2階3階が客室となっており、オーベルジュと呼ばれる宿泊施設を備えたレストランだった。クリストフさん一家がクラス住居は地下にあった。
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フランスのポツンと一軒家を訪れ、店主のクリストフさん一家に話を聞いた。地下にはワインセラーや食品庫あり、奥が居住スペースになっていた。2階3階を客室にするためレストランを増設する際に地面を掘って部屋を設けた。結婚の手続きをしたのは40歳の時だという。夫婦の寝室には子どもたちが描いた絵が飾ってあった。住居の優先度は一番低かったといい、小さな造りになっていた。親子4人で山に食材集めに出かけ、採ってきたハーブを仕分けした。今年3月にカンテサンスはミシュラン1つ星を獲得した。冷蔵庫では1週間ほど鶏を冷蔵保存して熟成させていた。クリストフさんは厨房に戻って仔牛のソースを作り始めた。山で採ったハーブを加え、隠し味に醤油を入れていた。鶏は七輪を使って炭火焼きにしていた。
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フランスのポツンと一軒家を訪れ、店主のクリストフさん一家に話を聞いた。捜索隊はディナーコースをご馳走してもらえることになった。突き出しはホワイトアスパラのクリーミー仕立てと鱒の魚卵クリームのタルト。エスカルゴや鶏の炭火焼きといった料理のあとは地元産熟成チーズの盛り合わせ。最後はメレンゲにアイスをのせたヴァシュランとさくらんぼのシャーベット。クレモンティーヌさんはパパみたいなシェフになりたいと話した。クリストフさんは、最初は娘を見習いで入れたくなかったが想像以上に頑張ってくれて満足していると話した。
葵は皆さんの志に感動したと話した。