発災時に必要なのが命に関わる情報。しかし通信状況の悪化で外部情報が遮断されることが大きな社会課題となっている。番組はアメリカの空飛ぶ基地局HAPSの格納庫へ取材。全長65メートルの飛行船のような機体がHAPS。無人機に携帯の基地局を搭載し、被災地上空に長時間滞在させることが想定されている。機体は高度20キロの成層圏で位置を変えずとどまることができ、1機で地上の直径200キロエリアをカバー。安定的なサービス提供で災害時の通信を確保するのだ。HAPSは最大1年間の連続飛行を目指している。先月には24回目のテストフライトに成功した。