東京都内のスーパー「アキダイ」で販売されている春キャベツの値段は170円。秋葉博道社長は「去年は200円で販売していた。2~3割ぐらい安い状況」と説明した。これから旬を迎えるタケノコも生産量が多く価格は先週に比べて5割安となった。一方で新じゃがいもは前年比1.5倍、新たまねぎは昨年の夏の北海道の生産量減少から平年に比べて高い状態が続き、旬の野菜価格が二極化している。また気象庁によると、きょうの東京都心の最高気温は23.7℃で、夏も全国的に気温が高くなる見込みだ。このような状況で、野菜の産地を分散する動きが出ている。北海道伊達市では京都の特産品「九条ねぎ」の栽培が行われている。こと京都の山田祐揮常務取締役は「夏に本州で作りにくくなっているので、なんとか切らさないようにするために一番大きな涼しい産地というところで北海道を選んだ」と話していた。こと京都は1億5000万円異常かけて土地やビニールハウスなどを整備。安定した価格で九条ネギの供給が可能となった。今月中旬から苗を畑に植え、栽培を本格化させるという。また山田常務は「プラスチックがダメなら紙の容器もどうなのか試している」と述べ、中東情勢が悪化し、輸送費や包装資材の高騰に備えることにしているという。
