群馬・藤岡市にある工房へ。始まったのは炙りといわれる作業。薪で両サイドから薪をくべて高火力で焼き上げる。午後3時半頃、援軍としてやって来たのはブライダル業界から脱サラし現在後継の修業中だという美鈴さん。この日はフタをして窯の中をトロ火に保ち作業が再開されたのは深夜0時。じっくり水分を抜いたところにハイペースで薪をくべ高温で焼き上げる。絶滅寸前の技術を守るボランティアも応援にやって来た。援軍の力も借りながら朝まで休みなく薪をくべる。最後は大量の煙で燻して仕上げ作業。フタで窯を密閉し1週間冷ましてようやく完成したのはいぶし瓦。煙で燻すことで独特な風合いを持つ。職場の最高温度は1142℃だった。
