取材したのは創業65年、東京都内で最大級だという大型園芸店。売り場の多くを占めていたのが観葉植物のコーナー。手入れが楽なことから、観葉植物をインテリア感覚で選ぶ人が増えている。大切に育てれば10年から20年ほど持つ点も観葉植物が人気な理由の一つ。一方で扱いをめぐっては悩みもある。土の処分や引っ越しの際に困るという声があった。観葉植物を捨てない新たな取り組みが始まっている。家庭で育てられなくなった植物を買い取る観葉植物のリサイクル店がある。店内にはきれいに生まれ変わった約1300から1400鉢の観葉植物が並んでいる。この店では買い取った植物を次の人が購入しやすくするため小さく仕立て直すほか、曲がって育ってしまった植物の特製を活かし個性豊かな形に生まれ変わらせるなどしている。オープンした3年前には1ヶ月に1件から2件だった買取依頼も現在は約30件に増えている。家の玄関に飾りたいというお客さんは同時に選んだ青い植木鉢に植えてもらった。常連の女性がきょう選んだのはこぶりな鉢植えでリュックに入れて背負ってバイクで店を後にした。真っ赤なリボンがつけられた植物に手放すことになった植物への贈る言葉。多くの持ち主が長年育てた植物のリサイクル現場は家電製品などとは違うという。
