原発についての解説。岩田記者は影響について「柏崎刈羽原子力発電所は東京電力の原発で、ここで造られる電気は新潟ではなく東京の住民や企業が使うことになる。首都圏ではここ数年、電力の逼迫が毎年のように問題になっているが、刈羽が再稼働することになれば電力逼迫緩和や電気代が月100円安くなる」などと話した。これまでに九州や関西電力など6つの発電所が再稼働しているが、東京電力の原発は1基も再稼働していないという。政府は脱炭素の方針を示しているため、東電の原発再稼働によって他の原発の再稼働も進めやすくなるとのこと。新潟の同意が得られていないことについて岩田記者は「原発事故時の周辺住民の避難計画を進めている最中で、能登半島地震によって道路の寸断や家屋の倒壊などを目の当たりにしているので本当に避難できるのかとの不安の声が上がっている」などと話した。