6月に入り、電気代、ガス料金、そして医療費など様々なものが値上がりしている。政府による電気代への補助金が終了することを受け、6月使用分の家庭向け電気料金は大手電力10社全てで値上がりする。東京電力では、標準的な家庭のケースで前の月から392円値上がり8930円になる。ガス料金の補助金も終了するため、大手都市ガス4社全てで6月使用分料金は95円から121円の値上がりになる。医療費は診療報酬の改定で、初診料は30円から730円増加、再診料は20円から120円アップする。病院などへの入院基本料も、病棟の種類に応じて1日当たり50円から1040円上がるほか、1食当たりの食事代も30円値上げされる。6月に値上げされる食品は、帝国データバンクによると今月は加工食品や菓子など614品目が価格改定される。