8月22日に福島第一原発2号機から試験的に取り出す作業が行われる予定だったが、準備段階でミスが分かり直前で中止に。取り出し作業は釣りざお型の装置を格納容器の中に差し込みデブリを回収する計画だったが、装置を格納容器に押し込む5本のパイプの並び順が間違っていた。作業の再開時期は決まっていない。デブリは合わせて880トンあるとみられているが今回は3g程度試験的に回収する計画だった。デブリの取り出し開始は当初の予定より既に3年遅れていて、東京電力が目指す2051年までの廃炉完了はより不透明となっている。