福島第一原発2号機では今月2日、溶け落ちた燃料などが冷えて固まった燃料デブリが事故後、初めて格納容器の外に取り出された。東京電力は取り出した燃料デブリを強い放射線に耐えられるコンテナに入れる作業を行い午前11時40分に一連の試験的取り出しが完了した。福島第一原発の事故後燃料デブリの取り出しは初めて。取り出された燃料デブリは直径5mmほど重さ3g以下とみられている。今後、茨城県の研究施設に運び燃料デブリに含まれる物質から事故の詳しい状況などを分析する計画。
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