福島・大熊町からの中継。福島第一原発が立つ原発の町・大熊町。中間貯蔵施設では原発事故後、除染で発生した土などを保管。そのうち4分の3は全国の公共工事などで再生利用されることになっているが、東京などで計画された実証事業は進んでいない。残りの4分の1は2045年3月までに福島県外で最終処分することが法律で定められている。東京電力福島第一では廃炉の最難関である燃料デブリの取り出しに、去年始めて成功。ただ880tあるとされる燃料でブリの内、取り出せたのは0.7gだけ。国と東京電力は2051年までの廃炉完了を目指している。