東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で一時、全域に避難指示が出され復興に向けて帰還や移住が進められている大熊町で、事故の後、町に移住してきた人同士の結婚式がきのう行われ、多くの町民が祝福した。式をあげたのは神奈川県出身の沖野昇平さんと、郡山市出身の遠藤綾夏さん。大熊町では3年前までに町の面積の約半分で避難指示が解除された。式は義務教育学校とこども園を合わせた町の教育施設「学び舎ゆめの森」で行われ、約200人が参列した。事故の後、町に移住してきた2人は、同校の教育に関わりがあることからここで式をあげることを望み、町の職員や移住者の仲間などが手伝った。式では、大熊町特産のイチゴと、かつて町でよく栽培されていたキウイの風船で指輪が運ばれる演出が行われた他、会場の参列者で校歌を歌うなどして2人の門出を祝っていた。
