おととい開幕したワールドシリーズ。ドジャースvsヤンキースの第1戦。8回裏、1点を追うドジャース。大谷の第4打席はフェンス直撃のツーベースヒット、相手のエラーで3塁へ。続くベッツの犠牲フライで同点のホームを踏む。試合は10回裏、2アウト満塁でフリーマンがワールドシリーズ史上初逆点サヨナラ満塁HR。初戦はドジャースが劇的勝利をおさめた。第2戦のきのう、ドジャース先発はワールドシリーズ初登板の山本由伸。ア・リーグホームラン王のジャッジから2三振を奪うなど好投をみせる。試合の最中、東京では、期間限定でオープンしているショップにはTシャツやマグカップなど大谷選手の公式グッズが勢揃い。中には限定商品もあり、多くのファンがグッズを買い求めていた。開店から1時間半で限定のTシャツなど当日販売分の一部が売り切れる人気ぶりだった。一方、試合では大谷にアクシデントが起きた。第4打席、四球で出塁した大谷は盗塁を試みるが、盗塁は失敗。その直後、大谷は苦悶の表情を浮かべ立ち上がることができない。ベンチから監督やスタッフが駆けつける。その時の音声を2塁ベースのカメラが拾っていた。「痛ぇ…肩っすね」「外れた?」「多分」という会話が。大谷はベンチ裏へ下がった。その後4-2でドジャースが2勝目をあげた。試合後、大谷のケガの状態について、ロバーツ監督は「左肩を軽く亜脱臼したようだ。左肩の筋力や可動域は良好だからボジティブな状況。しかし精密検査の結果が出るまでは断定できない」とコメント。左肩を亜脱臼した可能性があるという。亜脱臼について、専門家は元に戻らなくなった状態だとした。ケガの状態によっては手術が必要な場合もあると指摘する。ワールドシリーズ制覇まであと2勝だが、残りの試合には出場できるのか?専門家は関節唇が大きく剥がれてる場合は今シーズンはも戻ることは難しいとしている。大谷のケガについて、山本由伸は「状態は分からないですけど、戻ってくることを信じてます」と話し、相手チームのジャッジは「盗塁ではケガが起きることがあるけど、いい検査結果の知らせがあることを期待しています」と話した。大谷はきょう精密検査を受ける予定だが、先ほどロバーツ監督は現地メディアに対し、大谷選手は第3戦に出場するだろうと話したという。
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