あす投開票の東京都知事選挙。小池百合子候補が最後の演説場所に選んだのはおひざ元の池袋。銀座でも街頭演説。有権者にアピールしたのは現職知事として積み上げてきた実績。これまでの政策を更に発展させる「もっと、よくなる、東京大改革3.0」を公約に掲げている。最終日のきょうは子育て支援について強く訴えた。小池候補が街頭演説で繰り返し口にしたのは「命」という言葉。おととい立川駅前での街頭演説では19分間の演説の中で少子化対策や防災対策など「命」というテーマについて使った時間は10分3秒。小池知事を意識した演説が目立つ前参議院議員・蓮舫候補。「7つの約束」として行財政改革などを掲げている。中でも選挙戦終盤の演説で特に強く主張したのは少子化対策。具体的な政策としては現役世代の手取りを増やす事を挙げている。約21分の演説のうち、約8分を少子化対策に割いていた。午後7時には新宿で最後の演説に臨み「私には覚悟と自信がある。」などと話した。
SNSをフル活用して演説に臨んだ前広島県安芸高田市長・石丸伸二候補。最終日のきょうは15分刻みで都内の14か所をまわり、演説した動画をSNSに投稿。石丸候補は「東京を動かそう」をキャッチコピーに政治再建など3つの柱を掲げている。演説では具体的な政策よりも政治姿勢に焦点をあて、銀行出身という自身の経歴を生かした都政を目指すと訴える。石丸候補は「経済的な観点で費用対効果、投資対効果、それをもとに政策を考え実施していく」と語った。石丸候補は学校現場の環境改善のために100億円を支出するなど次世代への投資を打ち出している。若者世代を中心に政策をアピールするのは元航空幕僚長・田母神俊雄候補。親しみやすさを前面に打ち出した戦略で演説に時間をかける。田母神候補が掲げるのは災害に強い街をつくるなど5つの公約。選挙戦終盤、最初に訴えたのは都民税の減税。演説を分析すると選挙戦序盤は公約順に演説をしていたが、終盤になると最も訴えたい都民税の減税を最初に変更。都知事選にはこれ以外に諸派や無所属で52人が立候補している。
SNSをフル活用して演説に臨んだ前広島県安芸高田市長・石丸伸二候補。最終日のきょうは15分刻みで都内の14か所をまわり、演説した動画をSNSに投稿。石丸候補は「東京を動かそう」をキャッチコピーに政治再建など3つの柱を掲げている。演説では具体的な政策よりも政治姿勢に焦点をあて、銀行出身という自身の経歴を生かした都政を目指すと訴える。石丸候補は「経済的な観点で費用対効果、投資対効果、それをもとに政策を考え実施していく」と語った。石丸候補は学校現場の環境改善のために100億円を支出するなど次世代への投資を打ち出している。若者世代を中心に政策をアピールするのは元航空幕僚長・田母神俊雄候補。親しみやすさを前面に打ち出した戦略で演説に時間をかける。田母神候補が掲げるのは災害に強い街をつくるなど5つの公約。選挙戦終盤、最初に訴えたのは都民税の減税。演説を分析すると選挙戦序盤は公約順に演説をしていたが、終盤になると最も訴えたい都民税の減税を最初に変更。都知事選にはこれ以外に諸派や無所属で52人が立候補している。