国土交通省は基準地価を発表、全国平均でプラス1.5%となり上昇幅は1991年のバブル期以来最大の上昇率になっている。全国の住宅地の変動率ランキングを紹介。上昇率トップの北海道富良野市はリゾートとして人気で外国人向け別荘などが影響している。千葉県流山市の上昇は子育て支援の充実からで、子どもの送迎を1日100円でサポートする送迎保育ステーションなどの取り組みが行われている。都心から30キロ圏内で東京駅までのアクセスも良い点が子育て世代の人口増加につながっている。東京23区のファミリー向けマンションの家賃の平均価格は24万7375円で2015年以来過去最高。最も高かったのは港区で36万円以上、一番安い葛飾区で約14万円。東京23区ではシングル向けで10万3265円、カップル向け16万8765円となっている。家賃上昇の理由としては、建築コスト・管理コストの上昇がある。土地代が上がっているのでマンション自体も高くなり賃貸の需要が高まり、賃貸の需要増に伴い賃料も上昇する。今後については、今の家賃が上がる要因が続く限りしばらく上昇すると考えられる。