来年、日本で初めて開催される聴覚障害がある人たちのデフリンピックについて理解を深めてもらおうと、子どもたちが入賞メダルのデザインを選ぶ授業がきょう東京府中市の小学校で行われた。入賞メダルのデザインは全国の小学生から高校生によるオンラインの投票で決定される。大会でレスリングの会場となる府中市で、府中第五小学校の6年生30人余りが実際に投票する授業が行われた。先生が大会の意義や競技の進め方などを説明したあと3つのメダルの候補を示して模様やリボンの色などに込められた意味を説明し、子どもたちはタブレット端末を使って思い思いの1票を投じた。このあと過去の大会で実際に使われたメダルも披露され、子どもたちは首にかけるなどして実物の感触を楽しんでいた。