東京デフリンピックの開幕まで1ヶ月。都内の陸上競技場で選手と小学生が交流するイベントが開かれた。親松直人選手にはデフリンピックを通じて伝えたいメッセージがあった。親松直人は生まれたときから耳が聞こえにくいとのこと。補聴器をつけていても聞こえにくく、馴染みにくくなっていったという。先生の胸元に付けたマイクから直接音が届く補聴器を導入した。テニスにのめり込むようになったという。父親からは人との関わりを増やしてほしいと、声をかけて練習相手を誘うよう求められたという。デフリンピックを通じて一人でも多く聴覚障害を知ってほしいという。東京デフリンピックは来月15日から26日まで開催され、観戦は無料。