女子100mハードルの田中佑美は今季日本人最速をマークしていて世界陸上にも名乗りを上げている。しかし12秒台がひしめく日本勢の中で代表に選ばれるのはわずか3人。田中は去年苦汁を舐めたパリ五輪以降接地の改善がスピート強化のための課題だと感じたそう。地面からの反発をより意識しながら踏み込むことでスピートアップにつながるそうで、坂道ダッシ ュを練習に取り入れたとのこと。また足裏の重心が均等でないと体をうまくコントロールできないため、台を使ったトレーニングを行っているそう。足裏全体での接地こそスピードアップとスムーズなハンドリングにつながるとのこと。田中は今取り組んでいる技術がなければ決勝には進出できないので少しでも世界に近づけるよう頑張りたいなどと話した。