東京大学医科学研究所の中西真教授が研究を進めているのは、老化細胞除去薬。老化細胞の中は酸性でそのままでは死滅するのだが、「GLS1」という酵素によって細胞内が中和され生き長らえてしまう。そのGLS1を阻害する薬によって老化細胞の破壊を促進し、死滅させることが可能になるという。さらに東北大学医学系研究科の宮田敏男教授が開発した「PAIー1阻害薬」はがんの免疫療法を補助する薬だったが、老化細胞を除去する効果もあるという。
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