去年11月、福島駅から徒歩10分の場所でクマは阿武隈急行の列車と衝突。クマは死亡し列車は運転見合わせとなった。福島大学の望月准教授はクマの行動の謎に迫るため新たな研究を始めた。研究グループが調べているのは駆除されたクマの体毛で、イメージング質量分析という手法で生物がストレスを感じたときに分泌されるホルモン・コルチゾールを測定している。分析の結果、クマの個体ごとにどの時期にストレスを受けているかが判明し、最も強いストレスを受けた個体は去年6月にJR東北本線と衝突したクマであることがわかった。望月准教授はクマが人里で潜伏する過程でストレス要因が重なったと考えている。
体毛分析からは別の可能性も浮かび上がった。分析した複数の個体が人里でも人間を恐れていないという。人を恐れると考えられてきたクマの生態が変容しているのか。望月准教授は耕作放棄地が増えクマの生活圏が広がったのではないかと考え、棲み分けの線を作り込んでいく必要があると話した。
体毛分析からは別の可能性も浮かび上がった。分析した複数の個体が人里でも人間を恐れていないという。人を恐れると考えられてきたクマの生態が変容しているのか。望月准教授は耕作放棄地が増えクマの生活圏が広がったのではないかと考え、棲み分けの線を作り込んでいく必要があると話した。
