今月15日に、宮城県の女川原子力発電所2号機が発電を再開したことを受けて、武藤経済産業大臣は、東北電力の樋口康二郎社長に対し、再稼働に関するノウハウを業界全体で共有し、安全性の向上を図るよう求めた。東北電力は、東日本大震災で停止して以来、13年余りを経て先月再稼働した女川原発2号機で、今月15日に発電を再開した。発電再開を報告するため、東北電力の樋口社長が武藤経済産業大臣のもとを訪れた。面会のあと、樋口社長は、立地自治体をはじめ、地域の方々のご理解があってここまでくることができた。これからカーボンニュートラルを進めていくうえでも、電力の安定供給のためにも、発電再開は非常に大きな意義があると思うと述べた。