韓国・ソウルに行く便のチェックインカウンターは行列ができている。大きな荷物を持った方の中には、お土産を持っている人もみられる。このあと深夜にかけて米国やヨーロッパへの便が多く、混雑が予想されている。旅行客が気にかけているのがやはり円安。帰国する外国人は円安の恩恵を受けて土産物を買い込んでいる様子だが、これから海外に行く日本の人からは節約や外食を控えるといった、円の弱さに直面した嘆きの声が聞かれた。全日空と日本航空によると、今年はハワイ便やヨーロッパ便を中心に席が埋まっていて、全日空のハワイ便はゴールデンウイークの期間中としては過去、最も多くなった。一方、航空会社によると、国内線は明日が下りのピークとなっている。東名高速・海老名SA。鉄道と高速道路は、GW後半の4連休が混雑のピーク。鉄道は来月3日が下りのピーク、東海道新幹線は3日午前に東京駅を出発する「のぞみ」と「ひかり」が満席。東北新幹線の「はやぶさ」などの指定席も、3日午前の東京駅発はほぼ満席。また明日についても、東海道新幹線の下りは午前中、グリーン車を除いてほぼ満席。一方で、高速道路の渋滞のピークについて、下りは来月3日と4日で、特に激しい渋滞が見込まれるのは東名高速・秦野中井IC付近、そして中央道・相模湖IC付近を先頭に45kmとなっている。高速道路各社は利用日や時間帯の変更などについて検討をするよう呼びかけている。