新品や未使用の商品をメーカーが直接安く販売するアウトレットの店は人気を集めているが、今、色々なメーカーの商品を同じ店舗に集めて安く販売する「オフプライスストア」という業態の出店が相次いでいる。去年、都内にオープンしたオフプライスストアを取材。ブランド物の女性服が9割引きで販売、その他のブランドも半額以下で販売されていた。古着や傷物ではなく、すべて新品だという。安さの秘密は、商品の仕入れ方にある。衣料品の一般的な流通ルートでは、工場や卸業者は小売り店にいつでも供給できるよう商品を多めに準備するため、余剰在庫が生まれてしまう。オフプライスストアは、その在庫に目をつけて安く仕入れて販売している。物価高による節約志向の高まり、そして衣料品の大量破棄が課題となる中、会社はさらにビジネスチャンスが広がっていくとみている。
こうした業態は、家具の業界にも広がっている。全国に50店舗以上を展開する家具店も、去年からオフプライス事業を始めた。売りの一つは、量販店では出会えない一点物。さまざまな工場や卸業者などから直接仕入れることで、高額な家具を安く提供している。商品の回転率を上げることで、集客につなげようとしている。
こうした業態は、家具の業界にも広がっている。全国に50店舗以上を展開する家具店も、去年からオフプライス事業を始めた。売りの一つは、量販店では出会えない一点物。さまざまな工場や卸業者などから直接仕入れることで、高額な家具を安く提供している。商品の回転率を上げることで、集客につなげようとしている。