先月ロサンゼルスの映画館にハリウッドスターのトム・クルーズが現れ、映画「国宝」について「特別な映画。大きなスクリーンで見るべき映画だ」などと語った。吉沢亮演じる歌舞伎役者の激動の半生を描き、22年ぶりに邦画実写の興行収入歴代1位の記録を塗り替え社会現象を巻き起こした。米誌「ハリウッド・リポーター」記者のスコット・ファインバーグ氏は「トム・クルーズは自分の映画の宣伝以外はめったに表舞台に出ないことで有名」などと語った。当初アメリカでは「国宝」の上映時間の長さがネックとなっていたが、トム・クルーズが絶賛したことで人々に「見なければいけない映画だ」と思わせたという。現在「国宝」はアカデミー賞の「国債長編映画賞」と「メイクアップ・ヘアスタイリング賞」にノミネート候補入りしている。中でも「メイクアップ・ヘアスタイリング賞」にノミネートされれば、日本映画初の快挙となる。その立役者の1人である歌舞伎化粧を担当した日比野直美さんは、実は映像作品では初めての仕事だったという。
