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「東山文化」 のテレビ露出情報

名古屋市には香道の流派の志野流香道がある。志野流は武家流とも称され、厳しく定められた所作は一子相伝で伝えられてきた。初代・志野宗信は東山文化を確立した足利義政と親しく交わり、香道の基礎を築いた。最大の功績は古来より伝わる名香木を分類し、六十一種名香を定めたことだ。五味という香りの表現法を確立したとされる。令和4年5月、志野流では増上寺で執り行われる献香式を控えていた。正倉院宝物・蘭奢待の香りを聞く。
増上寺の献香式で蘭奢待を献香しようと提案したのは次期継承者の宗苾さんだ。増上寺は江戸徳川家の菩提寺だ。宗苾さんは家康への深い尊敬の念を示したいと考えた。献香式の当日、全国から500人以上の人が集まった。約150年の時を隔てて蘭奢待の香りが目覚めた。

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