上皇后さまは90歳を迎えられる。6日に仙洞御所で転倒・骨折したものの、右大腿骨の手術を受けて東大病院を退院されリハビリに励まれている。代替わりから5年となったものの、今年も軽井沢を訪問されていて、軽井沢は1957年に上皇さまと出会われた思い出の地となっている。民間からの皇室入りは初のこととなっていて、公務の間にはピアノでの交流も行われている。交流を持つピアニストの小山実稚恵さんは7月にご夫妻の卒寿を祝うコンサートが行われるとピアノを演奏しているが、演奏に対して感謝する姿を見せていたと振り返った。東北出身の小山さんは2011年の震災後は希望を持ってほしいとの思いから「こどもの夢ひろばボレロ」を開催していて、この取り組みについても申し上げていないのに上皇后さまは知ってくださったことに感銘を受けたという。