富士山の溶岩が流れ出た場合、富士吉田市の中心部まで2時間以内に到達すると考えられている。富士山は過去5600年で約180回噴火していると考えられているが前回の噴火は1707年の宝永大噴火。宝永大噴火は南海トラフが震源の宝永地震の49日後に噴火している。同じメカニズムで起きる南海トラフ地震は現在いつ起きてもおかしくないと言われている。活火山の下にはマグマ溜まりがあり満たされないと地震があってもすぐ噴火するとは考えにくい。富士山のマグマがどれくらい溜まっているかは不明。さらに富士山は約300年間噴火していないため噴火の兆候が分からず予測しにくいという。山梨県富士山科学研究所では噴火の兆候を掴むため精密機器を導入している。