東日本大震災の発生から14年となるきょう、函館市の観光名所・五稜郭タワーで、地震や火災が起きたことを想定して観光客を避難させる訓練が行われた。従業員たちははじめに、館内に地震を知らせるアナウンスをしたり、消防に火災を通報したりする手順を確認した。また、高さ90メートルの展望台から観光客役の人たちを地上まで誘導する訓練も行われ、非常階段を使って足元の安全などを確認しながら慎重に移動していた。営業部長は「海外のお客様を想定して言葉が分からないという部分で本当に今回の訓練でお客様が安心できたかというのを十分課題にして直していきたいと考えています」と話した。