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「東日本大震災」 のテレビ露出情報

NHKでは、岩手、宮城、福島で、東日本大震災を経験した人を対象にアンケートを実施。浮き彫りになった課題の1つが、記憶や教訓の伝承。アンケートで、震災の記憶や教訓が風化していると感じるか聞いたところ、「そう思う」「ややそう思う」と回答した人は、計72%になった。現地では風化を防ごうと、伝承する活動が続けられているが、14年前の記憶にどう向き合うのか、被災した人たちは、今もさまざまな思いを抱えている。宮城・東松島市出身の男性の家族。14年前、津波で妻が亡くなった。息子は当時まだ小学6年生だった。避難した小学校の体育館に津波が押し寄せ、ずぶぬれになり、なんとか命を取り留めた。しかし1週間後、大きな悲しみに襲われる。生きていると信じていた母の死を父から告げられた。長男は「それ以降は、その日が衝撃過ぎて記憶がない」と語った。震災のひとつき後に中学校の入学式があったが、妹と並んで写る長男に笑顔はない。その後も震災の話題や報道などからは距離を置いてきた。
震災の翌日、妻を見つけたのは男性だった。必死に子どもを守り、誰にも悩みを明かせない日々。みずからのことを話せるようになるまで10年余かかった。そうしたころ、近くに震災を伝える施設ができ、そこで語り部として活動するようになった。男性は「自分の体験を話すことで震災の体験で苦しんでいる方々の勇気や希望になればいいと思う」と語った。その一方で長男は、震災のことを語る父の活動を、まだ、受け止めきれていないところもある。ただ長男の気持ちも、少しずつ変わってきている。社会人となり、ふるさとの近くにある海辺のホテルで働き、街の復興を日々感じながら暮らしている。客などから震災当時のことを聞かれることも多くなり、自分ができることについて考えるようになった。そのときに浮かぶのが父の姿。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月12日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から14年。全国各地で避難生活を続ける福島県の住民は先月1日時点で2万4000人余りに上る。そうした中、栃木県で避難生活を送る男性は語り部活動を通して避難先への感謝の気持ちを伝えようとしている。栃木県で避難生活を送る佐々木茂夫さんはふるさと福島で震災の語り部活動をしている。自宅があったのは福島県の浪江町。[…続きを読む]

2025年3月12日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
福島県・郡山市にある「居酒屋 竹」。店の棚の奥から見つかった1本のボトルは店の常連だった西田敏行さんがその昔キープしていたボトルだった。突然の別れから2カ月たったころ、まるで思い出話に花を咲かせてくれ、と言わんばかりに偶然見つかったものだった。去年10月、76歳でこの世を去った西田敏行さん。西田さんの家族が住んだのは郡山市にある神社だった。ここは境内にある参[…続きを読む]

2025年3月12日放送 14:50 - 15:00 NHK総合
時論公論(時論公論)
東日本大震災の発生からきょうで14年。災害公営住宅では高齢化が進み引きこもりや孤独死、地域の担い手不足といった課題が年々深刻化している。災害公営住宅には約2万6700世帯が暮らし高齢単身世帯の割合は4割近くを占める。隠れ空き家という新たな問題も出ている。入居者が死亡または施設入所後、家財の引き取り手がなくそのままになっている空き家。家財は相続人に所有権があり[…続きを読む]

2025年3月12日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース(徳島局 昼のニュース)
きのうで発生から14年となった東日本大震災の教訓を語り継いでいこうと、美波町の由岐小学校で地震の被害を描いた絵本などを紹介する催しが行われた。学校の図書室で開かれたブックトークには23人が参加し、東日本大震災の発生から14年経ったのにあわせ、教訓を語り継いでいこうと震災を題材にした絵本「ハナミズキのみち」などが紹介された。

2025年3月12日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
東日本大震災の被災地は夜も追悼の祈りに包まれた。岩手・釜石市では「忘れない3.11」と竹灯籠が点灯され、手を合わせる人の姿がみられた。仙台市の公園ではおよそ2000本のろうそくを灯し震災の犠牲者を悼んだ。福島・双葉町の震災と原子力災害を伝承する施設では復興の願いや未来へのメッセージが書かれたキャンドルが灯された。追悼の花火が打ち上げられた会場では集まった人た[…続きを読む]

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