昨日名古屋で演説を行った参政党・神谷代表は参院選の議席目標を当初の6議席から20議席に引き上げた。勢いに乗る代表だが、街頭演説では度々問題発言が飛び出す。昨日行った三重県の演説では朝鮮人を差別するとされる「チョン」という言葉が出てしまい、問題があると気づきすぐに訂正した。水道事業を巡り宮城県と応酬を繰り返している問題では神谷代表は宮城県が「水道を外資に売った」などと発言。参政党は県が寄せた抗議について反論する回答書を出した。宮城県から水道事業の運営を任されている業者は日本企業が過半数の株を保有している。そこから業務委託された会社は外資系企業が過半数の株を保有。外資系の企業が議決権の過半数を保有しており、意思決定を事実上支配していると説明。これに対し県は業務委託された会社には日本企業も三分の一以上の株を保有していて、拒否権があることから事実誤認だと反論した。知事は改めて謝罪と訂正を求めたが、神谷代表は「言葉足らずだと修正するなら良いが、一方的に誤って訂正しろというのは違うのではないか」などとしている。