今年で110周年を迎える東京駅は日に4000本以上の列車が運行し、約46万人が利用する巨大ターミナルである。今回は誰もが訪れたことがあるのに意外と知らない東京駅について社会科見学する。まずは意外と知らない東京駅の歴史について、最初のデザインは日本政府がドイツ人鉄道技師に設計を依頼したが各所からダメ出しが連発し、新たに日本銀行などを手掛けた辰野金吾が設計を行った。東京駅建設当時の日本は日露戦争に勝利したばかりで予算が潤沢にあり、全長335m、予算100億円以上をかけて1914年に完成した。しかし完成当初は丸の内側しかなかったため利用者から不満が続出したそう。1929年に八重洲口ができると利用客が増加し、歴史の丸の内、先進の八重洲口という棲み分けがなされているとのこと。丸の内側に駅を作ったのは天皇のためだそうで、正面は皇室専用口とのこと。また丸の内口の駅舎は3分の2がホテルで、中でも最高級のインペリアルスイートは皇居に続く行幸通りをまっすぐ望める唯一の部屋だそう。客室ドームサイドは丸の内南改札口を上から見ることができる。ドーム天井の装飾も間近に見ることできるので予約が殺到しているという。丸の内南改札口の切符売り場近くには第19代内閣総理大臣・原敬が刺された場所に印がある。新幹線乗り場でも第27代内閣総理大臣・浜口雄幸が銃弾に倒れた場所に印があった。襲撃を風化させないためだという。
ほとんど公開されていないJRの聖域・東京駅の駅長室に初潜入。東京駅長はJR東日本の会社役員で現場キャリアの最終到達地点だという。百瀬駅長は不在だったので羽鳥&吉村が駅長の椅子に座らせてもらった。案内役の丸山さんにも座ってもらった。
ほとんど公開されていないJRの聖域・東京駅の駅長室に初潜入。東京駅長はJR東日本の会社役員で現場キャリアの最終到達地点だという。百瀬駅長は不在だったので羽鳥&吉村が駅長の椅子に座らせてもらった。案内役の丸山さんにも座ってもらった。