昭和の時代に男子小学生は夏休みによく昆虫採集を行い、中でもカブトムシやクワガタムシが捕れると大喜びしていた。しかし手間もかかり簡単にはとれないためよくデパートの最上階などに特設売り場を設置していてカブトムシやクワガタが販売されていた。そしてそれらを戦わせたり、自由研究で昆虫標本を作ってくる強者もいた。当時は昆虫ブームに乗った食玩もあったようだが、2000年頃から昆虫専門店や昆虫を販売するホームセンターが増加しデパートでの販売は徐々に減少していった。今回東京の大手4つのデパートに問い合わせたところ、現在昆虫を販売しているデパートはゼロだった。そんなカブトムシやクワガタの採集は最近はかつてほど行われていないようだがそれにはある理由があった。専門家によると温暖化の影響で昆虫の発生時期が早まり、カブトムシやクワガタがとれるピークが昔からズレたとのこと。1980年代にはカブトムシやクワガタは8月に発生していたのだが、現在は温暖化のためピークは7月になり、自由研究を行うことの多い8月末にはほとんどいなくなっているという。
住所: 東京都豊島区西池袋1-1-25
URL: http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/
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