市場では今月の金融政策決定会合で日銀が利上げを行うか否かが注目されている。東短リサーチ・加藤氏は「さすがに今月は利上げを決めるだろうと思っている。様子見をするのもリスクが伴う。1970年代の第1次オイルショックの時のようなインフレが急騰する事態というのをリスクシナリオとしてある程度警戒しておく必要があると思う。第1次オイルショックよりも今回のオイルショックの方が状況は深刻。今の高市内閣には第2次オイルショック時の大平内閣のような利上げに対する寛容なスタンスを感じにくいという点も心配と言える。現在は第2次オイルショック時のような迅速かつ大胆な金融引き締めというのは事実上難しい、そういう必要性があらわれる前に予防的に実質マイナス金利の幅を縮めておくということは必要だと思う。FRBの今の政策金利は中立金利の推計レンジの上の方にいる。ECBは推計レンジのちょうど真ん中。日本はインフラを刺激していくような緩和的な金利水準。また、円安の観点からも低すぎる金利は問題。低すぎる金利を今後も考えていかないと」などコメント。
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