松波俊哉さんがスタジオで解説。松波さんのドル/円予想レンジは、150.80円~152.10円。「きのうはドル円下落している。きょうも下値模索の展開かなと思っています。」と話した。注目ポイントは「日本の対米投資増+アメリカインフレ抑制→ドル高」。松波さんは「アメリカ・トランプ政権は対米投資か、関税引き上げかの2択を迫っているため、対米投資増加の公算が高いと思っている。」と見解を示した。またアメリカインフレ抑制→ドル高のみ縦については、「トランプ関税によるインフレ再燃抑制策として、ドル高維持が有効と考えるから。」と話した。今後のドル円相場については、「金融政策は日米ともに当面様子見になりそう。このため、日米1カ月金利差は変わらず、ドル円を一方方向に大きく動かす要因にはならないのでは。実需の円売りフローが存在感を発揮するとみている。当面は155円を中心に上下5円程度のコアレンジの中で、目先下値を固めた後、円安方向に戻す展開を予想しています。」と話した。