智田さんによると最高値をいつ更新してもおかしくない状況であるという。証券会社では38915円を語呂合わせで砂漠へ行こうと呼んでいる。株価の推移はバブル崩壊後、失われた30年と言われるほど日本経済は低迷を続け、リーマンショックの後、7054円まで下落した株価は15年で最高値目前まで回復した。1989年には高級ブランドを買う人達で町が溢れていたという。当時は場立ちと呼ばれたと人たちの手のサインで売買が行われていた。企業ごとの時価総額ランキングは1989年の年末はNTTが1位となったほか、大手銀行が続き日本企業がトップ5を独占した。現在はアメリカのITや半導体の新興企業が占めていて日本で100以内は24位のトヨタ自動車だけである。日本経済の落ち込みはGDPを見てからでも見られる。伸び率は1.07倍とかなり低い。企業価値の高騰が地域への分配に繋がるかがカギである。