広島市の平和公園では平和記念式典が行われ、121の国と地域などから、およそ5万人が参列した。松井一実市長は「核を脅しの道具に使った軍事侵攻、国際法をないがしろにする大国の横暴な振る舞いが繰り返されている。為政者の皆さん。市民社会は一日も早い核兵器廃絶を願っています。いったい、いつまで失望させ続けるのか」と問うた。就任後、初めて式典に参加した高市首相は「非核三原則を堅持しており、唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向け、努力をたゆまず続けていく使命を担う」と語った。安保関連3文書の改定に合わせて、非核三原則の表現を見直す可能性について問われると、首相は明言を避けた。式典前、折り鶴を折っていた家族に取材。被爆3世の父親は「子どもたちに慰霊の気持ちを伝えたい」などと語った。
