きょうのテーマの「投資の目的は?必要なリターンは?」について、藤原さんは「株式や債権など、リスクのある金融商品に投資を行う場合は、投資目的をしっかりと定めておくことが大切になり、どの程度の資産額を決めるための指標になる。ゆとりある生活を送るためには、毎月約38万円かかるが、夫婦2人分の標準的な年金金額は毎月23万円で、毎月15万円が不足する。仮に65歳から100歳までゆとりある生活を送るためには、年金だけでは6000万円強の資金が不足となる。高いリターンが必要であれば、高いリスクを許容するか投資額を増やし、必要となるリターンを抑えることを考えないといけない。投資先の分散もカギとなる」などと解説。投資は自己責任であることを呼びかけた。