長野県特産のあんずのうち、酸味の強い、わせの品種が旬を迎え長野市の松代地区で出荷が本格化している。長野市の松代地区のJAの施設では、20人余りの作業員が一つ一つの実の熟し具合や傷の有無を確認したあと1パックに500グラムずつ詰めていた。長野県はあんずの生産量が青森県に次ぐ全国2位で、松代地区は県内有数の産地となっている。JAによると去年、松代地区のあんずは霜やひょうの影響で出荷量が例年の半分以下に減ったが、今シーズンは順調に育ち例年並みのおよそ70トンの出荷を見込んでいる。